洋菓子豆知識
洋菓子という言葉は、日本に古くからある和菓子と区別する意味で使われていますが、そもそ洋菓子はどのように日本に伝えられ、いつの時代から一般の人たちに食べられるようになったのでしょうか?
洋菓子が伝えられたのは、歴史の教科書で習った室町時代にポルトガル船が種子島に漂着したのが由来とされています。教科書的には鉄砲やキリスト教の伝来が重要事項として扱われていますが、なんとこのときカステラやビスケット、金平糖などのお菓子も一緒に日本にもたらされたことは、日本のお菓子界にとってはセンセーショナルな出来事だったのです!つまり、この出来事をきっかけに従来の和菓子の製法が大きく変わることとなったのです。
当時伝えられたこれらのお菓子は南蛮菓子と呼ばれていましたが、南蛮菓子の製法に重要な役割を果たしていた砂糖の存在が大きくクローズアップされることになりました。日本でも砂糖が栽培され白砂糖が精製されるようになり、和菓子にも使われるようになりました。それが長い時代を経て江戸時代には、今の和菓子の原型がすべて完成することになるのです。
明治時代になり日本の開国、文明開化によって西洋の文化とともにミルクやバターを主体とする洋菓子も輸入されるようになりました。現在、洋菓子と呼ばれているものはこの頃から次第に一般の人々の口にも入るようになっていったのです。今、美味しくいただいているいろいろな洋菓子も、こうした歴史を知るとなんだかすごくありがたく思えますよね。
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