洋菓子の名前について
テレビや雑誌で紹介されている洋菓子を見たときに、その洋菓子の名前だけで思わずよだれが出そうになるくらい美味しそうな名前がありますね。どうして洋菓子の名前はこんなにもスイーツ好きの心を揺さぶるのでしょうか。
ご存知の方も多いでしょうが、ドイツのお菓子「バウムクーヘン」は、バウムが「木」を意味しており、クーヘンは「お菓子」という意味なので、「木のお菓子」という意味になります。まさに、木の年輪のような切り口の模様がぴったりのネーミングだと思います。
このように、洋菓子の中には名前の由来が面白いものがたくさんあります。焼き菓子の一種であるフィナンシェはフランスのお菓子ですが、フィナンシェはフランス語で「お金持ち」という意味だそうです。お菓子のフィナンシェの形が台形で、色も金塊に似ていることからこの名前がつけられたみたいですが、なんともリッチな気分になれるネーミングですね。
また、一時期大ブームを巻き起こしたイタリアのお菓子ティラミスの名前の由来は、tiraが「ひっぱる」、mi「私を」、su「上に」という意味で、「私を上にひっぱって(=私を元気にして)」という意味があることを知ったとき、すごく素敵だなぁと感動しました。身も心も疲れたときに、大好きなスイーツをいただくことで元気になって、また明日がんばろう!という気持ちになることもあると思います。ティラミスはまさにそれなんですね。ほかにも洋菓子の名前には、素敵な意味が込められているものがたくさんあります。そんな由来を知るのも楽しいですよね。
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ドイツのスイーツと言えば、バウムクーヘンに代表されるように、決して華美ではないのだけれど素朴で優しい感じのするお菓子が多いようです。ビールにソーセージというイメージの強いドイツ(偏見かしら…)ですが、ドイツの人たちは甘いものも大好きで、誕生日や季節行事以外にもお菓子を焼いてお客様をおもてなししたり、カフェでスイーツとともにティータイムを楽しむといった光景がよく見られます。 ドイツでは「木のお菓子」という意味のバウムクーヘンのほかにも、チョコレートやケーキも人々は好んで食べて
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